胡蝶の夢ブログ

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【閲覧注意】埼玉愛犬家連続殺人事件【忘れてはいけない】

誰からか「事件が風化するのは毎日が楽しいからじゃない、起こった出来事の恐怖さから逃げたいからだ。」と言うのを聞いたことがあります。
事件を風化させてはいけない。
なぜなら事件が風化すると言う事は人間の警戒心が落ちる事に繋がるから・・・。
アナタの隣に住んでるあの人は殺人犯かも知れない、
アナタと同じ屋根の下で過ごしてる人がある日殺されるかも知れない。
でも決して人間不信になってだれかれ構わず疑えと言う事でもない。

事件を風化させないと言う事は私達の警戒心だけでなく、間違ってる事を間違いだと言う勇気をも高めてくれる。
アナタの大切な人が誰かを傷つけてしまう前に、誰かに傷つけられてしまう前に、アナタの勇気でその人を救ってあげる事が出来ます。
だから私達はどんなに悲惨な事件も風化させる事なく、生きて行くのに必要な知恵にする。

埼玉愛犬家連続殺人事件と言うはご存知でしょうか?
検索すればwikiやら何やら色々と記事が出てきます。
一部抜粋して紹介しますが、実は一つ謎があります。
それはwikiでは犯人達の実名が載っていないと言う事です。
被告を夫X 妻Y 役員Zと言う風に実名を一切伏せています。
これは一種のタブーなのかなとも思えるのですがその他のサイトの記事には名前が出ています。
ただ、もし名前を出すのがタブーだとしたら、他サイトの記事に出ている名前が本名か怪しいところでもあります。

 

一連の事件の首謀者は、犬猫販売業者の男S(逮捕当時53歳)と、彼の元妻である女K(当時37歳)の2人である。

2人は、埼玉県大里郡江南町(現:熊谷市)板井に在住し、Kがペットショップ「アフリカケンネル」の社長を務めていた。

「アフリカケンネル」は、江南町の2人の自宅兼犬舎と、熊谷市のペットショップ・飼育繁殖場からなっていたが、1993年(平成5年)7月には4,000万円の抵当権が、同年11月には3,000万円の根抵当権が設定され、約2億円で完成した犬舎兼住宅の建設費も、2人にとって大きな負担になっていた。

1992年(平成4年)末には国税局の査察も受けていたが、離婚後は「アフリカケンネル」の代表権をKに移し、その後も犬舎兼住宅で同居しながら離婚前と同様の生活をしていた。「アフリカケンネル」は、詐欺的な商売を繰り返しており、顧客らとの間でトラブルが絶えなかった。例として「子犬が産まれたら高値で引き取る」とうたい、犬のつがいを法外な価格で販売し、子犬が店に持ち込まれると、難癖を付けて値切るなどというものであった。

SとKは、アラスカン・マラミュートのブリーダーとして名が知られていた。しかし、バブル崩壊後の売り上げの減少に加え、豪華な新犬舎兼自宅の建設などにより、借金がかさみ、店の経営に行き詰まっていた。

 

トラブルの発生した顧客らを、知り合いの獣医師から譲り受けた犬の殺処分用の硝酸ストリキニーネを用いて殺害し、計4人が死亡した。
遺体は店の役員Y宅の風呂場でバラバラにされた上、骨はドラム缶で焼却された。それらは群馬県内の山林や川に遺棄され、「遺体なき殺人」と呼ばれた。

 

「若い頃、どうすりゃ金が手に入るのか考えたもんだ。
いくら考えても結論は一つしか出なかった。金を持っている奴から巻き上げて、そいつを消す。
捕まんなきゃ、これが一番早い。だが、殺すのはいいとしても、問題は死体だ。これが悩みの種だった」(『愛犬家殺人事件』より)

どうやって人間を透明にするのか、俺たちのやり方を見ておけ「愛犬家連続殺人」2被告の死刑確定。

 

 

Sは殺人哲学として以下の5つをあげていた。

・世の中のためにならない奴を殺す
・すぐに足がつくため、保険金目的では殺さない
・欲張りな奴を殺す
・血は流さないことが重要
・死体(ボディ)を透明にすることが一番大事

埼玉愛犬家連続殺人事件(さいたまあいけんかれんぞくさつじんじけん)とは、
1993年(平成5年)に日本の埼玉県熊谷市周辺で発生した殺人事件のこと。
マスコミ報道が先行した事件であり、被疑者の映像が連日映し出された上、
完全犯罪を目論んだ残忍な結末が明らかになるなど異常性の高い事件であった。

埼玉愛犬家連続殺人事件 - Wikipedia