胡蝶の夢ブログ

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【閲覧注意】女子高生コンクリート詰め殺人事件【忘れてはいけない】

日本少年犯罪史上、最悪と言われた事件――女子高生コンクリート詰め殺人事件

犯人が釈放された事でまだ記憶に残ってる人いると思いますが、忘れてはいけない事件として今回載せることにしました。
勿論、忘れて良い事件なんてものは存在しないに等しいと思いますが、最近世の中の犯罪が凶悪化していく中で警戒心が低い人も沢山居ると思います。
この事件を再度認識し、自らの警戒心を少しでも高めてくれる人が増えたらいいなと思います。

(追記:上記モザイク部分は刺激が強いですがドラマのワンシーンとのこと。)

概要の下に参考記事のURLを載せます。
リンク先はかなり詳細に書かれているため、読むのが辛いかも知れないと感じたら開かないでください。

【足立区綾瀬女子高生誘拐監禁集団リンチ虐殺コンクリート詰め死体遺棄事件の真相】
◆アルバイト帰りの女子高生を誘拐して不良仲間4人で輪姦
◆不良仲間の家に監禁し暴走族仲間十数人で輪姦、関係者は100人に及ぶ
◆陰毛を剃り、陰部にマッチの軸木を挿入して火をつける
◆全裸にしてディスコの曲に合わせて踊らせる
◆自慰行為を強要
◆性器や肛門に鉄棒、瓶などを挿入
◆殴打された顔面が腫れ上がり変形したのを見て「でけえ顔になった」と笑う
◆度重なる暴行に耐えかねて、被害者は「もう殺して」と哀願
◆顔面に蝋を垂らして顔一面を蝋で覆いつくし、両眼瞼に火のついたままの短くなった蝋燭を立てる
◆衰弱して自力で階下の便所へ行くこともできず飲料パックにした尿をストローで飲ませる
◆鼻口部から出血し、崩れた火傷の傷から血膿が出、室内に飛び散るなど凄惨な状況となった
◆素手では、血で手が汚れると考え、ビニール袋で拳を覆い、腹部、肩などを力まかせに数十回強打
◆1.74kgのキックボクシング練習器で、ゴルフスイングの要領で力まかせに多数回殴打
◆揮発性の油を太腿部等に注ぎ、ライターで火を点ける
◆死んだのでコンクリート詰めにして放置
◆遺体の性器には、オロナミンCの瓶が2本突き刺さっていた
◆性器と肛門と顔面は完全に破壊され原型をとどめていなかった
◆腕や足は、重度の火傷で体液が漏れ出していた
◆脳が萎縮して小さくなっていた

 

以下詳細記事(別タブで開きます)

女子高生コンクリート詰め殺人事件

当時の雑誌記事

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/85/0000140285/33/img30e44a8azik2zj.jpeg

 

【関連書籍】

 

 

当時日本中で報道され、被害者の死因についても色々言われていました。
先日何かで聞いた話なのですが、被害者は「自死」と言う見方をされてる方が多い見たいです。
詳しく調べてみましたが、自死=自殺とする説明が多い中、実際に自殺と違うものだと言う事が分かりました。
自殺は文字通り自分を殺してしまう事から、自死は自ら死を選ぶこととされ、それが自死=自殺と見られる理由らしいです。
ですが実際にはもっと詳しく言うと、「脳が生きてる事に耐え切れなくなり、自らを苦しみから解放する為に死を選ぶ」事だそうです。
自分から死ぬような行為を行うのではなく、脳が死のうと判断して自ら脳死してしまう事だと聞きました。

被害者女性の脳が死を選ぶまで、彼女は何度も何度も諦めずに生き抜こうとしたに違いありません。
また家族に会える日が来る、いつかこんな状況から逃げられるはず、そう信じて必死に耐えたはずです。
その家族の元に返りたいという強い意志ですら耐え切れなくなる程の暴行を受け、ついに脳が死を選んだと言う事なのでしょうか。

なんとも無残で非道極まりない事件です、加害者は生きていて自叙伝で稼ぎ、残りの人生を喜怒哀楽と共に送る。
彼らは結婚して幸せな家庭を築くかも知れません。
旅行へ行ったり、おいしい物食べたり、笑ったり悲しんだりする事のできる人生を過ごすかも知れません。
・・・殺されなければ、彼女もいつか傷が癒え心を支えてくれる人と出会い幸せになれたかも知れません。
ただただ、やるせなく悔しい事件です。

私は死刑賛成派ですので、よく考えるんです。
死刑になる決め手的なものがあります「計画的犯行、二人以上の被害者」。
彼らはこの条件に満たない事で死刑にならなかったとされています。
では、ここで疑問なんですが・・・。
死ななきゃ被害者じゃないんでしょうか?
娘の命を奪われた家族は被害者じゃないのでしょうか?
娘の無残な死を知って、彼女の母親は精神に異常をきたしましたが被害者じゃないのでしょうか?
女子高生を拉致監禁する計画を立て、誰を標的にするかも決めていた事は「計画的犯行」じゃないのですか?
考えれば考えるほど、胸が詰まるばかりです・・・。


最後に、この事件は映画化されました。 1つはドキュメンタリータッチの物で、今でも探せば多分出てくると思いますが私はまだ見ていません。
とても見るには耐え難いものだと思って勇気が出ません・・・。
ですがこのドキュメンタリーは色々な物を訴えているとかなり評判になったそうです。

もう1つは「コンクリート」と言うタイトルで高岡蒼甫や三船美佳が出演しています。
これは何かのキッカケで見た覚えがあるのですが、見る前に皆のレビューを見ておけば良かったと思う様な作品でした。
なぜならこの映画の中で被害者が加害者の一人に恋心を抱くシーンが有ったり、最後に加害者全員で被害者に頑張れとエールしたり・・・。
これは加害者を少しでも美化する為の作品なのかと思わせる様な映画でした。